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ESTEEM 実習(REDEEM上級プログラム)


▶平成28年度募集案内

はじめにおよびプログラムの背景


東北大学においては、平成15年より、文部科学省科学技術振興調整費の事業として、医療工学技術者創成のための社会人再教育プログラム(REDEEM)を開始し、このプログラムは、5年間の実施期間を経て、平成21年、自立化したプログラムとなり、幸い、社会人技術者の皆様の支持を得て、順調に継続実施されています。

REDEEM においては、工学技術者の皆さんに、医学生物学の基礎から応用までと、医工学の基礎、そして、臨床医学の各分野に関する知識を、講義と実験、実習を通じて学んで頂き、医療現場における、医師・医療従事者と技術者の共同開発作業におけるコミュニケーションのギャップを埋め、我が国の医療工学産業を、さらに発展させることを目的に、毎年、集中講義、出張講義、そして、年間2回の動物実験を含む実習を開催してきました。

この過程のなかで、REDEEMを受講された技術者の皆さんから、より、臨床現場、とりわけ、先進的臨床治療の実態に即した実習プログラムを受講したいとの要望が多く寄せられ、実験的には、平成18年、19年に、経済産業省の援助を受けた産学連携製造中核人材育成事業「次世代医療関連産業中核人材育成のための実戦的教育システム」ESTEEMを実施し、このプログラムも、平成22年度から、自立した教育プログラムとして、東北大学医工学研究科および、NPO法人REDEEMの共催によって、継続的に実施されています。

さらに、平成23〜25年度には厚生労働省の支援による指定研究として、厚生労働科学研究費補助金医療機器開発推進研究事業「医工連携のための医療・工学技術者 Co-education 事業の構築と実践」を実施し、実習環境の整備・充実と、医療技術者(医師)と工学技術者が相互に教育する(Co-education)プログラムに発展を遂げて、現在に至ります。


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