平成30年度の募集は
終了しました

活動のねらい

この 3 日間の研修では、 数学や物理法則、化学的・機械的・電気的特性などに基づく工学的な技術と、医学・生物学の知識の両者が必要とされる 「医工学」という境界領域研究の最前線を知っていただき、 物理・化学・生物・地学の科目の枠には収まりきらない学問・研究分野の多様性とその進展を学ぶことを通じ、 受験科目にとらわれない連続的な「サイエンス」として理数教育を捉え、 高等学校における理科教育の重要性を再認識していただきたいと考えています。

また、自らの手で実物を扱って実験することにより、実感が「生命科学」の理解に繋がることを体験し、 理科教育における実験の役割や効果的な指導方法も再確認していただけるはずです。 女子生徒の理工系進路選択支援や、研究・開発に携わる人材の育成方法についても取りあげます。

本企画での経験を教育現場に還元し、教科指導力の向上や進路指導に活かしていただくこと、生徒の理数系の才能を発掘して、 効果的な指導により伸ばし、次世代の科学技術分野の研究・開発を担う人材の育成に貢献していただくことを期待しています。